無料相談 →
About Services Why Us Blog Contact 無料相談 →

【中小企業向け】BtoB SaaS のランディングページで直帰率が高い?今すぐ試せる改善のやり方と費用相場

「うちのSaaS、広告費をかけてLPに集客しているのに、ほとんどの人がすぐ離脱してしまう……」

従業員30名ほどのBtoB SaaS企業でマーケティングを兼務している担当者の方、こんな悩みを抱えていないでしょうか。Google Analyticsを開くと直帰率が75%を超えている。リスティング広告のクリック単価は500円以上。月に20万円の広告費をかけても、問い合わせフォームに到達するのはほんの数件——。

大手SaaS企業のように潤沢な予算で制作会社にLP改善を丸投げするわけにもいかず、かといって中小企業が自社でBtoB SaaSのランディングページを改善するやり方がわからない。この記事は、まさにそんな方のために書きました。

本記事では、中小企業のBtoB SaaS LPで直帰率が高くなる原因を5つに分解し、それぞれに対して費用をかけずに今日から実践できる改善方法を具体的に解説します。さらに、外注する場合の費用相場や、改善の優先順位の付け方まで網羅しています。

そもそもBtoB SaaS LPの「直帰率」は何%なら問題なのか?

まず基準値を把握しましょう。一般的にBtoB SaaSのランディングページでは、直帰率60〜70%が平均的と言われています。ただしこれはあくまで業界全体の目安です。

中小企業のBtoB SaaSの場合、ブランド認知が低い分、広告経由の訪問者は「このサービスは何?」という状態で流入します。そのため直帰率が70〜85%になるケースも珍しくありません

重要なのは、直帰率の「数字そのもの」ではなく、改善のトレンドが上向きかどうかです。現状が80%なら、まず70%を目標にする。それだけでコンバージョン数は大きく変わります。

中小企業のBtoB SaaS LPで直帰率が高くなる5つの原因

原因1:ファーストビューで「誰向けのサービスか」が伝わらない

BtoB SaaSのLPで最も多い失敗パターンが、ファーストビューにキャッチコピーと機能一覧だけを並べてしまうケースです。「業務効率を最大化するクラウドソリューション」のような抽象的なコピーでは、訪問者は3秒で「自分に関係ない」と判断して離脱します。

中小企業向けのSaaSであれば、「従業員50名以下の製造業で、在庫管理にExcelを使っている方へ」のように、ターゲットの業種・規模・現状の課題を具体的に名指しすることが効果的です。

原因2:ページ表示速度が遅い(3秒以上かかっている)

Googleの調査によると、モバイルページの表示に3秒以上かかると53%のユーザーが離脱するとされています。中小企業のLPでは、制作時に入れた高解像度の画像や動画がそのまま残っていて、ページが重くなっているケースが頻繁に見られます。

PageSpeed Insightsでスコアを確認し、画像のWebP変換・遅延読み込みの設定だけでも大幅に改善できます。費用はゼロ、作業時間は1〜2時間程度です。

原因3:CTA(問い合わせボタン)が1箇所しかない・目立たない

BtoB SaaSのLPでCTAボタンがページ最下部に1つだけという構成は珍しくありません。しかし、訪問者の多くはページの途中で離脱します。ファーストビュー直下、各セクションの切れ目、ページ下部の最低3箇所にCTAを設置しましょう。

また、ボタンのテキストも重要です。「お問い合わせ」より「3分で入力完了・無料相談を予約する」のように、かかる時間と得られるものを明示した方がクリック率は上がります。

原因4:導入事例・実績が不足している

中小企業のBtoB SaaSは知名度が低いため、訪問者は「本当に大丈夫か?」という不安を強く感じます。導入事例がゼロ、あるいは「A社様」のように匿名の事例しかない場合、信頼性が不足して直帰につながります。

実名での掲載が難しい場合でも、「従業員35名の製造業で導入3ヶ月後に在庫管理工数を40%削減」のように、業種・規模・期間・成果の数字を具体的に記載するだけで説得力は大きく変わります。

原因5:広告のキーワードとLPの内容にズレがある

リスティング広告で「勤怠管理 SaaS 中小企業 安い」というキーワードで集客しているのに、LP上で料金が見つからない——。このような検索意図とLP内容のミスマッチは、直帰率を跳ね上げる大きな要因です。

広告グループごとにLPの内容(少なくともファーストビューのコピー)を変えるのが理想ですが、リソースが限られる中小企業では、まず広告文で訴求しているポイントをLPのファーストビューに必ず含めることから始めましょう。

費用をかけずに今日から実践できるLP改善チェックリスト

ここからは、中小企業が外注せずに自社対応できるBtoB SaaS LP改善のやり方を優先度順にまとめます。

【優先度★★★】ファーストビューのコピー書き換え(所要時間:2時間)

現在のキャッチコピーに「誰の」「どんな課題を」「どう解決するか」の3要素が含まれているか確認してください。含まれていなければ、今すぐ書き換えましょう。費用はゼロです。

テンプレート例:「〇〇業で△△に悩む□□名規模の企業様へ。××を◎◎するSaaS」

【優先度★★★】CTAの増設と文言改善(所要時間:1時間)

CTAボタンを3箇所以上に配置し、ボタンテキストを「お問い合わせ」から具体的なアクション文に変更します。「無料トライアルを始める(クレジットカード不要)」のように、心理的ハードルを下げる一言を添えるのがポイントです。

【優先度★★☆】ページ表示速度の改善(所要時間:2〜3時間)

PageSpeed Insightsでモバイル・PCそれぞれのスコアを確認し、画像圧縮・WebP変換・不要なスクリプトの削除を行います。WordPressサイトであれば、画像最適化プラグイン(ShortPixelやEWWW Image Optimizer)の導入だけでもスコアが10〜20ポイント改善することがあります。

【優先度★★☆】導入事例セクションの追加・強化(所要時間:半日〜1日)

既存顧客に取材し、最低2〜3社の導入事例を用意しましょう。構成は「課題 → 導入の経緯 → 成果(数字で)」のフォーマットが鉄板です。1事例あたり300〜500文字程度で十分です。

【優先度★☆☆】料金ページへの導線明確化(所要時間:30分)

BtoB SaaSで料金を非公開にしているケースもありますが、中小企業の担当者は「まず費用感を知りたい」と考えています。完全非公開よりも、「月額○万円〜」のような目安表示があるだけで離脱率は下がります。

LP改善を外注する場合の費用相場と注意点

自社対応が難しい場合や、より本格的な改善を行いたい場合は外注も選択肢になります。BtoB SaaS のLP改善を外注する際の費用相場は以下の通りです。

コピーライティングのみの改善:10〜30万円
ファーストビュー、各セクションの見出し・本文のリライトを専門のコピーライターに依頼するパターンです。構成は変えずにテキストだけ差し替えるため、比較的安価に済みます。

デザイン+コピーの全面改修:30〜80万円
構成設計からデザイン、コーディングまで一括で依頼するパターンです。中小企業にとっては大きな投資になるため、改善前のデータ(直帰率・スクロール率・ヒートマップ)を取得してから依頼することをおすすめします。

月額運用型(継続的なA/Bテスト込み):月額5〜15万円
LP改善は一度きりで終わるものではありません。月額でA/Bテストを回し続ける運用型の方が、長期的にはコストパフォーマンスが高い場合もあります。

外注時の注意点として、「改善後の目標値(KPI)を事前に合意しておく」ことが挙げられます。「直帰率を10ポイント下げる」「CVRを0.5%改善する」など、具体的な数値目標がないまま発注すると、成果の判断ができません。

業種・SaaSタイプ別:直帰率改善の具体例

例1:人事労務SaaS(従業員20名の開発会社)

課題:LPの直帰率が82%。ファーストビューに「人事業務をDXする」という抽象的なコピーがあった。

改善:コピーを「Excelの勤怠表から卒業。従業員50名以下のIT企業に特化した勤怠・給与SaaS」に変更。さらにCTAを3箇所に増設。

結果:直帰率が82%→67%に改善。問い合わせ数が月3件→月8件に増加。

例2:営業管理SaaS(従業員15名のコンサル会社)

課題:広告で「営業管理 SaaS 安い」で集客していたが、LP上に料金表記がなく直帰率78%。

改善:ファーストビュー直下に「月額9,800円〜 / 初期費用0円」の料金バッジを追加。さらに「14日間無料トライアル」のCTAボタンを目立つ色で設置。

結果:直帰率が78%→61%に改善。無料トライアルの申し込みが月2件→月7件に。

例3:在庫管理SaaS(従業員40名の卸売業)

課題:導入事例ゼロ。機能一覧は充実しているが信頼性が不足し、直帰率が80%超え。

改善:既存顧客3社にインタビューし、「導入3ヶ月で棚卸し作業時間を60%削減」などの数字入り事例をLP中盤に追加。

結果:直帰率が81%→69%に。スクロール率も大幅に向上し、ページ中盤まで読むユーザーが1.8倍に。

改善の効果測定:見るべき指標と分析のコツ

LP改善を行ったら、必ず効果を測定しましょう。中小企業のBtoB SaaS LPで特に注視すべき指標は以下の4つです。

①直帰率:改善の最もわかりやすい指標。GA4では「エンゲージメント率」として表示されるため、エンゲージメント率が高い=直帰率が低いと読み替えてください。

②平均エンゲージメント時間:ページに滞在してコンテンツを読んでいる時間です。改善前後で比較し、10秒以上伸びていれば改善の効果が出ています。

③スクロール率:ページのどこまで読まれているかを確認します。GA4の「スクロール」イベントは90%到達時にのみ発火するデフォルト設定なので、GTMで25%・50%・75%のスクロールイベントも設定しておくことをおすすめします。

④CVR(コンバージョン率):最終的に重要なのはこの数字です。BtoB SaaSのLPではCVR 1〜3%が一般的な目標値。まずは1%を安定的に超えることを目指しましょう。

よくある失敗パターンと回避策

最後に、中小企業がBtoB SaaS LPの改善でやりがちな失敗を3つ紹介します。

失敗1:デザインだけ変えて内容を変えない
見た目をおしゃれにしても、コピーや構成が変わらなければ直帰率は改善しません。限られた予算では、デザインよりもコピーと構成の見直しを優先すべきです。

失敗2:一度に全部変えてしまう
ファーストビュー・CTA・事例・料金を同時に変更すると、どの改善が効果をもたらしたのか判別できません。1〜2週間ごとに1箇所ずつ変更し、データを見て次の改善に進むのが鉄則です。

失敗3:スマートフォン表示を確認していない
BtoBでもスマートフォンからの閲覧比率は増加しています。特に中小企業の経営者や決裁者は、移動中にスマホで情報収集するケースが多いため、モバイルでの見え方を必ず確認しましょう。

まとめ:中小企業のBtoB SaaS LP改善は「小さく・早く・繰り返す」

BtoB SaaSのランディングページで直帰率を改善するために、大きな予算は必ずしも必要ありません。ファーストビューのコピー改善とCTAの増設だけでも、直帰率を10〜15ポイント下げることは十分に可能です。

大切なのは、完璧なLPを一発で作ろうとせず、小さな改善を素早く繰り返すこと。データを見て、仮説を立て、1箇所ずつ変えて検証する。このサイクルを回し続けることが、中小企業がBtoB SaaS LPのパフォーマンスを最大化する最短ルートです。

「LPの改善以前に、そもそも自社サイトの更新や運用に手が回らない……」という中小企業の方には、月額3万円からWebサイトの運用を丸ごと任せられるBitRep Japan の AppKeeperもおすすめです。テキスト修正・画像差し替え・ページ追加などの日常的な更新作業を代行してもらえるため、社内リソースをLP改善やマーケティング施策に集中させることができます。

Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です