1. はじめに
近年、AI面接サービスは大手企業の新卒・中途採用を中心に広がりつつあります。しかし、派遣業界におけるスタッフヒアリングや電話面談にフィットしたAIサービスは、これまで存在していませんでした。
そこでビットレップジャパンは、派遣業界に特化したAI面談ツール 「ALICE」 を開発中です。
2025年後半の正式リリースを予定しています。
本記事では、ALICEが解決する課題、機能概要、そして派遣業界に与えるインパクトを、リリース前の情報としてご紹介します。
2. 派遣会社が抱える面談業務の課題
派遣スタッフの面談業務は、担当者にとって非常に時間を取られる業務のひとつです。
- 電話面談の属人化:質問の深掘りや会話の進め方にばらつきがある
- 記録漏れのリスク:メモベースでの管理による聞き漏れや記録ミス
- スタッフ負担:オンライン会議に不慣れな工場系ワーカーなどにとって、Web面談は心理的ハードルが高い
こうした課題により、面談内容の品質や情報の網羅性に差が生じ、営業活動にも影響を及ぼしてきました。
3. ALICEのコンセプト
ALICEは「面接するAI」ではなく、「話を聞いてくれるAI」 をコンセプトに設計されています。
- 電話ベースで利用可能:派遣スタッフはスマホから電話を受けるだけ。準備不要で自然に会話可能
- スキルシート自動生成:会話内容からスタッフの職歴や希望条件をまとめ、スキルシートや推薦文を自動作成
派遣スタッフにとって「AIに面接されている」感覚を与えず、従来の電話ヒアリングと同じ体験を提供します。
4. ALICEの利用イメージ
利用フローは以下のようにシンプルです。
- 派遣スタッフにALICEが電話をかける
- 職務経歴・希望条件をヒアリング
- 会話内容を自動でテキスト化し、スマスタに連携
- スマスタ側でスキルシートや推薦文を生成
これにより、 「電話で話すだけで登録作業が完了する」 という体験を提供します。
5. セキュリティと信頼性
ALICEは個人情報を扱うため、セキュリティにも配慮しています。
- 通信はすべてHTTPS/TLS1.2以上で暗号化
- スタッフ情報・職務経歴はAES-256で暗号化保存
- パスワードはbcryptでハッシュ化
- データは企業ごとに完全分離(テナント分離)
- 日本リージョン(Japaneast / Japanwest)のAzure OpenAIを利用
プレリリース段階においても、最低限のセキュリティを確保しながら運用しています。
6. 他社AI面接サービスとの違い
一般的なAI面接サービスは、正社員採用を前提に設計されており、以下のようなギャップがあります。
| 比較項目 | ALICE | 一般的なAI面接サービス |
|---|---|---|
| 主な目的 | 派遣スタッフの職歴・希望条件ヒアリング | 新卒・中途採用の評価 |
| 面談方法 | 電話ベース(スマホOK) | Web会議(PC/カメラ必須) |
| 会話スタイル | 然な対話 | スクリプトベースの一問一答 |
| 出力内容 | スキルシート・推薦文 | 評価スコア中心 |
| スタッフ体験 | 「話を聞いてもらえる」感覚で緊張しない | 「面接されている」感覚で緊張しやすい |
派遣会社の現場に「ちょうどいい」機能設計が、ALICEの強みです。
7. リリース予定と今後の展開
ALICEは2025年後半に正式リリースを予定しています。
正式版では以下の機能拡張も予定しています。
- 面談結果を活用したマッチング精度の向上
- 就業後サポートの自動化(チャットボット連携)
- さらなる多言語対応
8. まとめ
派遣業界における面談業務は、これまで属人化や非効率が大きな課題でした。ALICEは、派遣会社に特化したAI面談ツールとして、 「誰がやっても同じクオリティ」 を実現します。
リリース前の今だからこそ、業務課題を洗い出し、AI面談の可能性を一緒に探ることができます。
